新しいお寺のかたち

専明寺(下松市)浄土真宗

専明寺について

天王山(てんのうざん) 専明寺(せんみょうじ)

専明寺について

下松市のバイバスから見える大きなお寺です。「サンリブ近くにある丘の上のお寺です」と申し上げると、みなうなずいてくれるのですが、お参りした事がある人は少ないはずです。浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。下松エリアには18ヶ寺お寺がりますが、その一つが専明寺です。

浄土真宗とは

浄土真宗は、釈迦如来の説かれた『仏説無量寿経ぶっせつむりょうじゅきょう』をよりどころとして
親鸞聖人が明らかにして下さった教えです。
釈迦如来は、生死の迷いを離れてさとりに到る道を、数多くの教えによって説かれました。
それらの教えの中で、私たちが真に迷いを離れてさとりに到ることのできる教えは、浄土真宗のほかにはありません。
浄土真宗とは往生浄土の真実の教えという意味で、あらゆる者を必ず救うという阿弥陀如来の本願のはたらきによって、
その浄土に往生してさとりを開く教えであります。

浄土真宗の教章  ー私の歩む道ー

     宗  名   浄土真宗
     宗  組   親鸞聖人
ご誕生 1173年5月21日(承安3年4月1日)
ご往生 1263年1月16日(弘長2年11月8日)
     宗  派   浄土真宗本願寺派
     本  山   龍谷山本願寺(西本願寺)
本  尊   阿弥陀如来 (南無阿弥陀仏)
     聖  典   釈迦如来が説かれた「浄土三部経じょうどさんぶきょう
仏説無量寿経ぶっせつむりょうじゅきょう(大経)だいきょう
仏説観無量寿経ぶっせつかんむりょうじゅきょう(観経)かんぎょう
仏説阿弥陀経ぶっせつあみだきょう小経しょうきょう
親鸞聖人が著述された主な聖教しょうぎょう
正信偈しょうしんげ
浄土和讃じょうどわさん
高僧和讃こうそうわさん
正像末和讃しょうぞうまつわさん
中興の祖 蓮如れんにょ上人のお手紙
御文章ごぶんしょう
     教 義 阿弥陀如来あみだにょらい本願力ほんがんりきによって信心しんじんをめぐまれ、念仏ねんぶつもう人生じんせい
あゆみ、このえんきるとき浄土じょうどまれてぶつとなり、
まようのかえって人々ひとびと教化きょうけする。
     生  活 親鸞聖人しんらんしょうにんおしえにみちびかれて、阿弥陀如来あみだにょらいのみこころき、
念仏ねんぶつとなえつつ、つねにわがをふりかえり、慚愧ざんぎ
歓喜かんぎのうちに、現世祈祷げんぜきとうなどにたよることなく、御恩報謝ごおんほうしゃ生活せいかつおくる。
     宗  門 この宗門しゅうもんは、親鸞聖人しんらんしょうにんおしえをあおぎ、念仏ねんぶつもう人々ひとびとつど同朋教団どうぼうきょうだんであり、人々ひとびと阿弥陀如来あみだにょらい智慧ちえ慈悲じひつたえる教団きょうだんである。それによって、自他じたともに心豊こころゆたかにきることのできる社会しゃかい実現じつげん貢献こうけんする。

沿革

当山は白坂山の戦いで亡くなった城主の菩提を弔うために建てられた寺院で、当時は広大な寺領を有していた真言宗の寺院で山号は天王山と称す。
蓮如上人の時代より、西国に浄土真宗の教線が広がりを見せる中で、住職の石城家が浄土真宗に帰依し真言宗より転派した。真宗寺院として寺号公称が認許されたのが万治3(1660)年6月28日であった。その時の住職釈玄石を開基と定め、11代まで続いた石城家より藤本家に代わり今日に至る。
平成18年11月に奈良瓦本葺・国産欅・檜造りの本堂が建立され、会館も整備され、仏事・研修等に広く利用されている。

概要

専明寺概要

会社名 天王山 専明寺(てんのうざん せんみょうじ)
tennouzan senmyouji
代表者 藤本唯信
Fujimoto Yuisin
所在地 744-0028
山口県下松市藤光町2−14−5
電話番号 0833-41-3667
受付時間 7:00~18:00(緊急の場合はいつでもご連絡ください)
設立 1660年
事業内容 親鸞聖人を宗祖を仰ぎ、浄土真宗の教義を広め法要儀式を行い、及びこの寺院に属する僧侶門徒を教化育成し、その他この寺院の目的を達成するための業務及び礼拝の施設その他の財産の維持管理を行うことを目的とする。
従業員数 5名
包括団体 宗教法人 浄土真宗本願寺派

ちなみに

本願寺では・・・

2018(平成30)年4月1日現在

名称 宗教法人 浄土真宗本願寺派
本山 龍谷山 本願寺(西本願寺)
所在地 〒600-8501
京都市下京区堀川通花屋町下る
本願寺門前町本願寺内
連絡先 宗務所 TEL 075-371-5181(代) FAX 075-351-1372
門主 第25代門主 釋専如 大谷 光淳(おおたにこうじゅん)
目的 この宗門は、親鸞聖人を宗祖と仰ぎ、門主を中心として、宗制を遵守する個人並びに本山その他寺院及び団体を包括し、浄土真宗の教義をひろめ、法要儀式を行い、僧侶、寺族、門徒、信徒その他の者を教化育成し、自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献することを目的とする。
宗勢 教区31教区 組数522組 僧侶数32,227名 寺院数10,155ヶ寺

となっています。