藤本弘信

2013年、大学院を卒業し、26歳で実家の寺に帰山。 2025年より住職に就任。 現在、ホームページの充実や継職法要の準備に励みながら、 日々、お念仏のみ教えをお伝えできるよう努めています。

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煩悩の身を知らされ 念仏の法に遇う

2025/4/9  

「立派な生き方」への願い 「立派な生活とは、感謝と反省を忘れず日々努力し向上していくこと」と言われれば、多くの方が頷かれることでしょう。確かにその通りだと感じます。 また、「正しい生き方に努めましょう ...

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変わりやすい私の心

2025/4/9  

「凡夫」とはどのような私か(親鸞聖人のお言葉) 浄土真宗を開かれた親鸞聖人は、私たち自身の姿を「凡夫(ぼんぶ)」という言葉で明らかにしてくださいました。『一念多念文意(いちねんたねんもんい)』という書 ...

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わすれられていない安心

2025/4/9  

これは、豪雨災害で甚大な被害を受けられた、あるお寺のご門徒さんが、災害から約半年を経て、新たにお仏壇をご自宅にお迎えされた時に、つぶやかれたお言葉です。 水害によって家財など大切なものを多くなくしてし ...

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渇きなき世界 -お浄土の八功徳水と阿弥陀さまの慈悲-

2025/4/9  

お浄土の池と八つの功徳の水(親鸞聖人の御和讃) 親鸞聖人がお書きくださった『浄土和讃』の中に、阿弥陀さまのお浄土の様子を描写された一首があります。これは、『仏説無量寿経』というお経に説かれている内容を ...

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百重千重の願いに囲まれて -お念仏申す、この尊さ-

2025/4/9  

百重千重に囲まれて(親鸞聖人の御和讃) 親鸞聖人の御和讃(仏さまの徳や教えを讃える詩)の一つに、次のようなものがあります。 南無阿弥陀仏をとなうれば 十方無量(じっぽうむりょう)の諸仏(しょぶつ)は ...

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心をひらく場所 -闇を照らす「聞光力」とお聴聞のご縁-

2025/4/9  

心をさらけだせる場所 昨今のコロナ禍にあって、人と人との直接的な関りが以前よりも少なくなりました。そのような中で、改めて私たちが大切にすべきこととして教えられたことがあります。それは、自分の心の奥底に ...

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気づかぬうちに導かれて

2025/4/9  

消えた「目印」 あるご門徒のお宅へお参りに伺う道中の出来事です。目的地近くには長い直線の道路があり、その途中のT字路を左折すれば、その先にお宅がある、という道順でした。しかし、その日、私はどういうわけ ...

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浄土で必ず待っています

2025/4/9  

親鸞聖人の約束「浄土にてかならず待ちまゐらせ候ふべし」 「この身は、いまは、としきはまりて候へば、さだめてさきだちて往生し候はんずれば、浄土にて かならずかならずまちまゐらせ候ふべし。」 (『親鸞聖人 ...

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お仏壇のお供え

2025/4/9  

お仏壇へのお供え 多くの方が、ご家庭のお仏壇に毎日お参りされていることと思います。その際、ご飯(お仏飯)をお供えするのはもちろんですが、それ以外に、お茶やお水などをお供えする方も多いのではないでしょう ...

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老少不定の世に聞く

2025/4/9  

私たちは、日々の忙しさの中で、つい「いのち」には限りがあるという事実を忘れがちです。そして、無意識のうちに、「若い人はまだ先があり、年老いた人から順に世を去っていくものだ」というような、漠然とした思い ...

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光なき身を照らすもの -阿弥陀さまの光明と私の人生-

2025/4/9  

漆黒の宇宙に輝く地球 民間宇宙船「クルードラゴン」に搭乗し、約半年の間、国際宇宙ステーションに滞在された宇宙飛行士の野口聡一さんが、無事に地球へ帰還されました。野口さんは宇宙滞在中、宇宙から見た地球の ...

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親のまなざし、ほとけの願い

2025/4/9  

ある朝の光景 よく晴れた朝、お参りに行く道すがら、ある家の前で「いってきまーす。」と大きな声が聞こえました。小学生くらいの男の子とその子のお母さんが玄関から出てきて、外まで見送りをしているようです。 ...

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「われを超えるはたらき」に生かされて

2025/4/9  

心に残る言葉 みなさんは何度も読み返したくなるような文章がありますか?二葉憲香(ふたば けんこう)元龍谷大学学長の文章です。ここに紹介させていただきます。 自然のいとなみ、与えられたいのち(二葉憲香先 ...

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いのちの根にふれて

2025/4/9  

「いのちの根」に想う これは、中日新聞に載っていた「いのちの根」という八木春美さんというお方の詩です。 私のいのちは 私一人のものでなく お父さんお母さんのものです そして お父さんお母さんのものだけ ...

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お通夜(おつや)の過ごし方

2025/4/9  

「お通夜」と申しますのは、文字通り、夜を通して、故人さまに対する最後の看取り、看病をさせていただく場であります。 「お通夜」「夜伽」とは お通夜には、別の言い方として「夜伽(よとぎ)」という言葉もござ ...

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染められてゆく いのち -「おかげさま」に気づかされて-

2025/4/9  

真っ赤に染まった紅葉の葉や、銀杏や、欅の黄色い葉っぱも風に散らされています。自然界の木々は初夏になると若葉が緑したたる濃さを示し、そして冬を迎える前の秋には独特の色で自らを染め上げ、落葉して行きます。 ...

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「火の車」の世と 阿弥陀さまのまなざし

2025/4/9  

昔の言葉に「火の車、作る大工は無けれども己が作りて、己が乗り行く」とあります。 燃え盛る苦しみの車は、誰か特別な人が作ったわけではなく、私たち自身がその原因を作り出し、知らず知らずのうちに自らそれに乗 ...

お寺マルシェ 詳細

2025/4/7  

2025年4月29日(昭和の日・祝日)の10時から15時まで、専明寺の境内にて「お寺マルシェ」を開催いたします! 新緑が目に鮮やかな気持ちの良い季節、お寺で大人も子供も一緒に楽しめる一日を過ごしません ...

畑日和

2025/4/7  

暖かくなりましたね\(^o^)/ ポカポカ、日向ぼっこに気持ちの良い気候です。   それとともに畑では雑草が勢いよく伸びています。 冬は枯れていたのに。。。 あっという間に緑一面。 ひたすら ...

春のおとずれ

2025/4/7  

中庭のコブシの花が咲きました。コブシは親鸞聖人の奥さま、恵信尼様がお好きだった花と聞いています。