-
-
お念仏にいただく本当の利益
2025/4/12
佐賀県のお寺の御門徒さん 以前、ご法座に伺った際に、聞かせていただいた心に残るお話があります。 そのお寺には、熱心にいつもお参りをなさる、一人暮らしのおばあちゃんがおられたそうです。ごく近しいご家族は ...
-
-
「心の使い方」と「心の在りよう」
2025/4/12
あるSNSの投稿より 先日、ソーシャルネットワーク(SNS)に書かれていた文章が心に残りました。少し長くなりますが、ご紹介させていただきます。 『会社での雑談での事・・。昔の男の子は皆、自分のナイフを ...
-
-
阿弥陀さまからの「心のお弁当」 -添えられた手紙 南無阿弥陀仏-
2025/4/12
お弁当の思い出 運動会や遠足といった学校行事で、私たちが一番楽しみにしていたのは、やはりお弁当の時間ではなかったでしょうか。お母さんが朝早くから作ってくれたお弁当。たとえ冷めたご飯とおかずであっても、 ...
-
-
分別する私と 阿弥陀さまのまなざし
2025/4/10
いのちを見るまなざし(松本梶丸先生の本より) いのちを見つめるということについて、以前読んだ本の中に、深く考えさせられる一節がありました。仏教学者の松本梶丸(まつもとかじまる)先生のご著書『生命の見え ...
-
-
私は今しあわせです
2025/4/9
火葬場で聞いた「しあわせ」 先日、あるご門徒さんのご葬儀があり、その後、火葬場までご一緒させていただくことになりました。その、静かだけれども様々な思いが交錯するであろうひとときに、喪主を務められた奥さ ...
-
-
煩悩の身を知らされ 念仏の法に遇う
2025/4/9
「立派な生き方」への願い 「立派な生活とは、感謝と反省を忘れず日々努力し向上していくこと」と言われれば、多くの方が頷かれることでしょう。確かにその通りだと感じます。 また、「正しい生き方に努めましょう ...
-
-
変わりやすい私の心
2025/4/9
「凡夫」とはどのような私か(親鸞聖人のお言葉) 浄土真宗を開かれた親鸞聖人は、私たち自身の姿を「凡夫(ぼんぶ)」という言葉で明らかにしてくださいました。『一念多念文意(いちねんたねんもんい)』という書 ...
-
-
わすれられていない安心
2025/4/9
これは、豪雨災害で甚大な被害を受けられた、あるお寺のご門徒さんが、災害から約半年を経て、新たにお仏壇をご自宅にお迎えされた時に、つぶやかれたお言葉です。 水害によって家財など大切なものを多くなくしてし ...
-
-
渇きなき世界 -お浄土の八功徳水と阿弥陀さまの慈悲-
2025/4/9
お浄土の池と八つの功徳の水(親鸞聖人の御和讃) 親鸞聖人がお書きくださった『浄土和讃』の中に、阿弥陀さまのお浄土の様子を描写された一首があります。これは、『仏説無量寿経』というお経に説かれている内容を ...
-
-
百重千重の願いに囲まれて -お念仏申す、この尊さ-
2025/4/9
百重千重に囲まれて(親鸞聖人の御和讃) 親鸞聖人の御和讃(仏さまの徳や教えを讃える詩)の一つに、次のようなものがあります。 南無阿弥陀仏をとなうれば 十方無量(じっぽうむりょう)の諸仏(しょぶつ)は ...
-
-
心をひらく場所 -闇を照らす「聞光力」とお聴聞のご縁-
2025/4/9
心をさらけだせる場所 昨今のコロナ禍にあって、人と人との直接的な関りが以前よりも少なくなりました。そのような中で、改めて私たちが大切にすべきこととして教えられたことがあります。それは、自分の心の奥底に ...
-
-
気づかぬうちに導かれて
2025/4/9
消えた「目印」 あるご門徒のお宅へお参りに伺う道中の出来事です。目的地近くには長い直線の道路があり、その途中のT字路を左折すれば、その先にお宅がある、という道順でした。しかし、その日、私はどういうわけ ...
-
-
浄土で必ず待っています
2025/4/9
親鸞聖人の約束「浄土にてかならず待ちまゐらせ候ふべし」 「この身は、いまは、としきはまりて候へば、さだめてさきだちて往生し候はんずれば、浄土にて かならずかならずまちまゐらせ候ふべし。」 (『親鸞聖人 ...
-
-
お仏壇のお供え
2025/4/9
お仏壇へのお供え 多くの方が、ご家庭のお仏壇に毎日お参りされていることと思います。その際、ご飯(お仏飯)をお供えするのはもちろんですが、それ以外に、お茶やお水などをお供えする方も多いのではないでしょう ...
-
-
老少不定の世に聞く
2025/4/9
私たちは、日々の忙しさの中で、つい「いのち」には限りがあるという事実を忘れがちです。そして、無意識のうちに、「若い人はまだ先があり、年老いた人から順に世を去っていくものだ」というような、漠然とした思い ...
-
-
光なき身を照らすもの -阿弥陀さまの光明と私の人生-
2025/4/9
漆黒の宇宙に輝く地球 民間宇宙船「クルードラゴン」に搭乗し、約半年の間、国際宇宙ステーションに滞在された宇宙飛行士の野口聡一さんが、無事に地球へ帰還されました。野口さんは宇宙滞在中、宇宙から見た地球の ...
-
-
親のまなざし、ほとけの願い
2025/4/9
ある朝の光景 よく晴れた朝、お参りに行く道すがら、ある家の前で「いってきまーす。」と大きな声が聞こえました。小学生くらいの男の子とその子のお母さんが玄関から出てきて、外まで見送りをしているようです。 ...
-
-
「われを超えるはたらき」に生かされて
2025/4/9
心に残る言葉 みなさんは何度も読み返したくなるような文章がありますか?二葉憲香(ふたば けんこう)元龍谷大学学長の文章です。ここに紹介させていただきます。 自然のいとなみ、与えられたいのち(二葉憲香先 ...
-
-
いのちの根にふれて
2025/4/9
「いのちの根」に想う これは、中日新聞に載っていた「いのちの根」という八木春美さんというお方の詩です。 私のいのちは 私一人のものでなく お父さんお母さんのものです そして お父さんお母さんのものだけ ...
-
-
お通夜(おつや)の過ごし方
2025/4/9
「お通夜」と申しますのは、文字通り、夜を通して、故人さまに対する最後の看取り、看病をさせていただく場であります。 「お通夜」「夜伽」とは お通夜には、別の言い方として「夜伽(よとぎ)」という言葉もござ ...