法話

水はつかむものではなく、すくうもの

2019/1/17  

あるカレンダーにこのような言葉がありました。 「水はつかむものではなく、すくうもの。人の心はくみ取るもの」 水を力任せに掴もうとしても、手からすり抜けていきます。 そっと手を添えて救えば、汲み取れます ...

阿弥陀様が救うと言われる訳

2019/1/17  

なぜ阿弥陀様が、「かならず救う、我にまかせよ」といらっしゃるのかをお話します。親鸞聖人のお書物『教行信証』には、このような問答形式でその答えが記されてあります。Q,なんで阿弥陀様は本願(第十八願、つま ...

一番短い法話

2019/1/17  

「けるかる。」 以上です。(おわり) 先輩布教使、それも大先生のお話だった記憶があるのですが、どうしても名前を思い出せません。 ある所で、有名な先生方3人がお話をする中で、3番目の先生が「けるかる」と ...

これでいいのだ!

2019/1/17  

8月2日、もうすぐ専明寺でもお盆参りが始まります。すでに気温は32℃になっています。 年々暑くなる中で、自分は暑さに弱くなっているようで、気合で乗り切るしかないみたいです。 恥かしながら少し弱音を言っ ...

限りあるいのち

2019/1/17  

私のいのちって、どんな命でしょうか。 長く生きた命なのか。これからまだまだ生きていく命でしょうか。 命って、人によって様々ですね。私たちの見るいのちは、上手に説明することは出来ない、 不思議なものなの ...

間違いないもの

2019/1/17  

甥っ子・姪っ子が遊びに来ています。みんな朝から晩までワイワイ遊んでいます。 どこにそんな力があるのか不思議なくらい、大きな声をだし、駆けまわり、そして沢山食べるのです。 自分もそんな時があったのだろう ...

お経の最後には何が記されているのか

2019/1/17  

お経とは、狭い意味では2500年前にお釈迦様(実在した人)が説かれた話を、 後世で文字に残されたものを意味します。 広義では、菩薩様方がお書きくださった、論書や注釈書をお経ともいい、聖教(しょうぎょう ...

死んだら仏なのか

2019/1/17  

人は誰でも死んだら仏になるのか?という問いがありますが、答え方は人それぞれかと思います。 宗教や信仰、その言葉の定義から立脚点によって、その有り様はさまざまなのです。 浄土真宗の立場、その私の思いとし ...

無量寿のいのち

2019/1/17  

「この足が 俺より先に 歳をとり」(よみうり川柳) 自分はまだまだ若いと思っていても、いつも間にか足や腰に不具合(体調不良)が出てくる。 体を支え、軸となっていた足や腰は、いつも思い通りになるものでは ...

捨てさせてくれるのも仏様

2019/1/17  

親鸞聖人のお書物『顕浄土真実教行証文類』(「けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい」また『教行信証』ともいう) の中で、「仮」と「化」の漢字を使い分けて用いられています。 どちらの漢字も「け」 ...

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