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年を越すことから考える
2019/1/27
2019年1月14日になりました。もう2週間が過ぎようとしていますが、また正月に戻って欲しいと 思いながら、毎日布団の中で時間いっぱいまで寝ています。 みなさんはいかがお過ごしでしょうか。 お釈迦様は ...
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願入弥陀界 帰依合掌礼
2019/1/20
弥陀界とは、阿弥陀如来の建立されたお浄土のことです。 お浄土とは、聞いたことがあるでしょうが、何の略がご存知ですか?? 清浄仏国土を略して、浄土と言います。 お浄土は、妬みや嫉妬、苦しみや差別がない世 ...
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生死甚難厭 仏法復難欣
2019/3/21
生死とかいて「しょうじ」と読みます。一般的には「せいし」ですね。これは 仏教由来の言葉なので、お経の中では「しょうじ」と言います。 生まれてから死ぬこと、という漢字ですが、仏教での意味は少し違います。 ...
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帰三宝偈とは
2019/1/19
●帰三宝偈とは 葬儀の時に拝読するばかりで、あまり日常では耳にすることがないお経の一つです。 中国のお坊さんである善導大師(613年~???年)の著書『観経疏』「玄義分」の冒頭の一節が この帰三宝偈と ...
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第2回 お布施の書き方・のし袋の書き方・表書き
2019/1/19
法事やお葬式、法座への参拝の時に、なんと書いたらいいのか分からない時ってありませんか? 間違えて出すと恥ずかしいので、調べてみても分からない時があるかと思います。 インターネットで調べても、それが浄土 ...
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第1回 お布施について
2019/1/19
1、お布施とはなんでしょうか? ◎お布施とは、慈悲の心を持って、ひろく他人に施しをなすことです。 布施という言葉は、サンスクリット語の「ダーナ」を訳したもので、 「檀那だんな」と音訳されました。 この ...
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凡聖逆謗斉回入 如衆水入海一味
2019/1/19
(書き下し)凡聖逆謗ひとしく回入すれば、衆水、海にいりて一味なるがごとし (現代語訳)凡夫も聖者も五逆のものも謗法のものも、みな本願海に入れば、 どの川の水も海に入ると一つの味になるように、等しく救わ ...
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能発一念喜愛心 不断煩悩得涅槃
2019/1/19
(書き下し)よく一念喜愛の心を発すれば 煩悩を断ぜずして涅槃を得るなり (現代語訳)信をおこして、阿弥陀仏の救いをよろこぶ人は、自ら煩悩を 断ち切らないまま、浄土でさとりを得ることができる 以下6句で ...
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五濁悪時群生海 応信如来如実言
2019/1/19
(書き下し)五濁悪時の群生海、如来如実の言を信ずべし (現代語訳)五濁の世の人々は、釈尊のまことの教えを信じるがよい 五濁について ・劫濁とは、対立や戦争の絶え間ない時代の濁り ・見濁とは、仏の教法を ...
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如来所以興出世 唯説弥陀本願海
2019/1/19
(書き下し)如来、世に興出したまふゆゑは、ただ弥陀の本願海を説かんとなり (現代語訳)如来が世に出られるのは、ただ阿弥陀仏の本願一乗海の教えを説くためである この御文から、お釈迦さまがこの世にお出まし ...
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本願名号正定業 至心信楽願為因
2019/1/19
(書き下し)本願の名号は正定の業なり。至心信楽の願(第十八願)を因とす 等覚を成り大涅槃を証することは、必至滅度の願(第十一願)成就なり (現代語訳)本願成就の名号は衆生が間違いなく往生するための行で ...
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普放無量無辺光 - 一切群生蒙光照
2019/1/19
(書き下し) あまねく無量・無辺光、無礙・無対・光炎王、 清浄・歓喜・智慧光、不断・難思・無称光、 超日月光を放ちて塵刹を照らす。一切の群生、光照を蒙る (現代語訳) 本願を成就された仏は、無量光・無 ...
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五劫思惟之摂受 重誓名声聞十方
2019/1/19
(意訳)五劫もの長い間、思惟してこの誓願を選び取り、名号をすべての世界に聞こえさせようと重ねて誓われたのである。 (書き下し)五劫これを思惟して摂受す。重ねて誓うらく名声十方に聞えんと 語句の解説から ...
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建立無上殊勝願 超発希有大弘誓
2019/1/19
(意訳)最高にすぐれた願をお立てになり 世にまれな大いなる誓願をおこされた (書き下し)無上殊勝の願を建立し 希有の大弘誓を超発せり 願とは、阿弥陀様の全ての衆生を救うとい ...
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覩見諸仏浄土因 国土人天之善悪
2019/1/19
意訳「仏がたの浄土の成り立ちや、その国土や人間や神々の善し悪しをご覧になって」 書き下し「諸仏の浄土の因、国土人天の善悪を覩見して」 阿弥陀仏が法蔵菩薩であった頃の話になります。 法蔵菩薩が世自在王仏 ...
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法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所
2019/1/19
法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所 (意訳)昔々、ある王様が世自在王仏の話を聞いて、深く感動し出家されて、 法蔵と名乗られ、世自在王仏の所で修行に明け暮れていた時 (書き下し)法蔵菩薩の因位の時、世自在王 ...
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帰命無碍光如来 南無不可思議光
2019/1/19
(意訳)無量の命をもち永遠の慈悲で私たちを救い、無量の光をもち真実の智慧で 私たちを照らしてくださる阿弥陀様に帰依します。 (書き下し)無量寿如来に帰命し、不可思議光に南無したてまつる。 ...
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そもそも正信偈とは何でしょうか
2019/1/18
「帰命無量寿如来」 (きみょ~むりょ~じゅにょらい~)から始まる、親鸞聖人が考えられた今でいう歌であります。 お経を見るとふりがなはあるけど、漢字ばかりで全然意味が伝わってこないと思います。しかし、 ...
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いくらあったら交番に届ける?
2019/1/17
先日、寺族青年会の研修があり御講師の先生(大津東組 浄土寺 荻隆宣 先生)のご講義を受けてきました。 先生がお話の中で、このようなお話をされました。 みなさんは落ちているお金を見つけた時に、いくらだっ ...
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法然聖人出家の動機
2019/1/17
法然聖人は浄土宗の開祖でありますが、浄土真宗では親鸞聖人と子弟関係にあり(法然聖人門下にいました)、 七高僧(ひちこうそう)といわれる第七祖にあたります。 正信偈には、本師源空明仏教(ほんしげんくうみ ...