法話

宗祖親鸞聖人とともに第８代蓮如上人を中興の祖として仰がさせていただきます。 蓮如上人の御在世当時は、本願寺教団は今のように大きいものではありませんでした。 しかし、各地に伝道布教をして、日常勤行に正信 ...

人生は旅に譬えられます。 一人として同じ旅（人生）はありません。自ら歩みをすすめることによって、 世界は開け可能性は大きく広がり、新たな世界（視野）が見えてくるのであります。 まさに人生をパイオニアの ...

さびしいとき わたしがさびしいときに、 よその人は知らないの。 わたしがさびしいときに、 お友だちはわらうの。 わたしがさびしいときに、 お母さんはやさしいの。 わたしがさびしいときに、 ほとけさまは ...

そんかとくか　人間のものさし うそかまことか　仏さまのものさし （相田みつお） 私たちが行動をするときに、多くは自分にとって損か得かを考えて、 役立つ・意味がある・利益があることは進んで行動しますが、 ...

このような話を聞いたことがあります。その方は転勤が多い家庭で育ったので、 「ここぞ故郷」といえるような場所はなかったようであります。 大人になり働き始めた頃、仕事にも慣れてきたので長期休暇を利用して、 ...

今、公立の学校では食事の最初と最後に、「いただきます」・「ごちそうさまでした」と 言わないようにしていると聞いたことがあります。 いかがでしょうか？近所の学校では「いただきます」・「ごちそうさまでした ...

「帰命無量寿如来　南無不可思議光」と正信偈が始まりますが、この２句はどちらも 同じ意味であることをご存知でしょうか？ 「帰命」とは、帰依する・お任せするという意味でありますが、 「南無」も同じ意味なの ...

阿弥陀如来さまを、色々な方法・喩えで讃嘆されますが、その１つに無碍光の仏さまと 表せられます。 正信偈には 普放無量無辺光　無碍無対光炎王　清浄歓喜智慧光　不断難思無称光　超日月光照塵刹 このように、 ...

蓮如聖人は、法話が終わったら話し合えとおっしゃっています。 前々住上人（蓮如）御法談以後、四五人の御兄弟へ仰せられ候ふ。四 五人の衆寄合ひ談合せよ。かならず五人は五人ながら意巧にきくものなるあ ひだ、 ...

お釈迦様は「生老病死」と一切皆苦と述べられています。 「人間死んだら終わりよ」「老いも病も死もダメ」ならば、かならず苦しみばかりの 人生の終焉となるでしょう。この問題は避けて通ることができません。 い ...